東海大学短期大学部・静岡

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「3・1・2弁当箱法」の講座を実施しました

食物栄養学科では7月11日に静岡キャンパスで、「3・1・2弁当箱法」講座を行いました。これは、「1食に何をどれだけ食べたらよいか」を理解することを目的に、米穀安定供給確保支援機構が栄養学系を学ぶ女子大生を対象として実施しているものです。本学では学生の弁当持参率が7割にのぼることから、日ごろの食生活の管理に役立ててもらおうと、同機構との共催で開催。当日は1年次生40人が参加しました。

「3・1・2弁当箱法」とは、性別や年齢から算出される1食に必要なエネルギー量に見合ったサイズの弁当箱を“ものさし”に、ルールにしたがって食材を詰め、1食に何をどれだけ食べたらよいかの感覚を身につけるもの。当日は、管理栄養士の薄金孝子先生を講師に迎え、「自分にちょうどよいサイズの弁当箱を選ぶ」「主食・主菜・副菜を体積比にして〝3対1対2〟の割合にする」「油を使うなど同じ調理法は1品だけにする」「しっかり詰める」「美味しそうに詰める」など、5つのルールを学びました。

その後、学生たちはあらかじめ用意された食材を、まずは日ごろの自分の感覚で弁当箱に詰めました。用意された食材は、主食の白飯、主菜にサバの塩焼きと鶏肉の唐揚げ、副菜にホウレンソウのゴマ和えと筑前煮、ポテトサラダ、インゲンの塩茹で、彩り用にグリーンリーフとミニトマトです。学生たちは、「お弁当箱がなかなか一杯にならない」と困惑気味でしたが、詰めた食材をお茶碗、皿、小鉢などに盛り付け直し、一食としての量とバランスを確認すると、「こんなに少ししか食べていなかったなんて」と、一様に驚いた顔を見せていました。最後に、薄金講師の指導でルールに従いきちんとバランスよく詰め直し、また皿に盛り付け直して試食しました。

本学科では、半年後を目安に「3・1・2弁当箱法」が身についているかどうか、「リマインド・コンテスト」を実施して検証する予定です。学生たちはそれまで、この日に支給されたお弁当箱を使って自分で食材を選び、弁当作りを続けます。参加した学生からは、「唐揚げやポテトサラダなど味付けが濃くて口当たりの良いものを選びがちなことに気づいた」「今日のことを思い出して明日からのお弁当づくりに役立てたい」などの声が聞かれました。

講座を企画した末永美雪教授は、「このような取り組みが、授業で身につけた知識や技能ををいっそう深めるきっかけとなり、実際の食生活改善に役立ってくれればいいと思います」と語っています。

20150914